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MentalColumn

メンタルコラム

2024.7.7

HSPの特徴あるある9選!症状との上手な付き合い方や治療法はある?

HSPの特徴あるある9選!症状との上手な付き合い方や治療法はある?

「一つの言動に対して長く引きずってしまう」「相手の小さな変化に敏感だと感じる」このような症状に当てはまる人は、HSPの可能性があります。HSPは、生まれつき繊細で刺激を感じやすい人のことで、高い感受性や共感力などの特性を持っています。

 

この記事では、HSPの特徴あるあるや、症状との上手な付き合い方について解説します。また、特徴から生じる悩みへの治療法・治し方も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

HSPとは

HSPとは

HSPとは、生まれつき繊細で敏感な人のことです。「Highly Sensitive Person」の頭文字をとってHSPと呼ばれ、病気ではなく性質という捉え方をします。

HSPは、他者の感情に対して強い共感力を持っていること、考えすぎてしまうこと、音や光に敏感なことなどが特徴としてあげられる一方で、豊かな感受性や創造性を持っているともいわれています。

 

下記記事では、詳しいHSPの症状や特性を活かせる仕事についてご紹介しています。

HSPと性格との違い

HSPと性格の違いは、生まれつきか否かの違いです。

性格は、成長や経験とともに形成されていくものですが、HSPは生まれつき神経が過敏なことが要因のため、環境によって形成されたり変わったりするものではありません。

また、HSPの場合は、生まれつき他の人と感覚が違うことから、気付かぬうちに生きづらさを感じているケースもあります。

女性と男性でHSPの症状に違いはある?

女性と男性でHSPの症状に違いはある?

HSPの症状に男女の差はありませんが、女性の方が感情を表に出すことから、特性が表面化しやすい傾向にあるようです。

以下では、それぞれのHSPの特徴についてご紹介します。

女性のHSPの特徴

女性のHSPは、感情の表現や対人関係において敏感な傾向にあります。

他人の感情や微妙な変化を察知したり、共感力が高かったりするため、対人関係で疲れを感じる傾向があります。職場などでは、敏感で繊細な特性から自己犠牲をしてしまう場面も多く、無意識にストレスを溜めやすいようです。

男性のHSPの特徴

男性のHSPは、「強くあるべき」という社会的なプレッシャーを受けやすく、自分の敏感さを隠そうとする傾向があります。

感情を出さないことで、内面のストレスが増加したり、精神的疲労を感じてしまったりするようです。感覚刺激に対しても敏感で、職場や公共の場での騒音や人混みに対して過剰に反応するといわれています。

HSPのセルフチェック診断テスト

以下の症状に当てはまる場合、HSPの可能性があります。

  • 大きな音や強い光、臭いに対して敏感
  • 周囲の変化に気が付きやすい
  • 痛みに弱い
  • 疲れが溜まると1人になりたくなる
  • 騒音に悩まされることが多い
  • 音楽や美術に心を動かされることが多い
  • 小説や映画の主人公に感情移入しがち
  • 一度にたくさんの作業をこなすのが苦手
  • 周りから「敏感」「内気」といわれる
  • 生活の変化になれるまでに時間がかかる
  • 暴力的な映画やシーンが嫌い
  • ミスをしないよう常に気を張っている
  • 相手の考えていることに気が付きやすい

HSPの特徴あるある

HSPの特徴あるある

ここでは、HSPの特徴あるある9選をご紹介します。自身の症状に当てはまっているかチェックしてみてください。

HSPの特徴あるある①:人の顔色がいつでも気になる

他人の感情や反応に非常に敏感なため、会話中や日常生活において、相手の顔色を常に気にする傾向があります。

相手の気持ちを読み取れるメリットもありますが、些細な表情の変化から話を合わせようとするため、無意識に疲れを感じたり人と話すのが嫌になったりします。

HSPの特徴あるある②:ホラー系のアニメや映画が見られない

視覚や聴覚から受ける刺激に対して非常に敏感なため、ホラー系のアニメや映画を見ると、過度に恐怖や不安を感じやすいようです。

心拍数が上がったり、いつまでも脳裏に浮かんだり、眠れなくなったりすることから、ホラー映画は避け穏やかな映画を好む傾向にあります。

HSPの特徴あるある③:少しの態度の変化が気になる

些細な変化を察知することから、相手の態度が少しでも違うと気になるようです。

普段と違う口調や言葉遣い、小さなため息なども見逃さず、その変化が自分に関係しているのではないかと気にするため、不必要なストレスや強い不安を感じる傾向にあるようです。

HSPの特徴あるある④:人と話すと疲れる

相手の言葉や感情を深く理解しようとするため、人と話すと疲れを感じるようです。

中でも、長時間の会話や大勢の人と関わる場は疲れやすく、エネルギーを大量消費するため休息が必要になるとされています。

HSPは、一人の時間や静かな環境を好む傾向にありますが、人との会話で疲れることが大きな要因といわれています。

HSPの特徴あるある⑤:人間関係で落ち込みやすい

一つひとつの言葉や行動で深く考え込むため、人間関係において傷つきやすい傾向にあります。

相手にとっては些細な発言を引きずってしまい、自分の価値を疑ったり、落ち込んだりすることがあるようです。また、自身の発言にも同様の現象が起き、発言や相手の反応を振り返ってネガティブ思考に陥るとされています。

HSPの特徴あるある⑥:自分のペースを乱されたくない

計画通りに物事が進むことが安心感につながるため、自分のペースを大切にする傾向にあります。そのため、急な予定変更や予想外の状況は、精神的に大きなストレスとなるようです。

HSPの特徴あるある⑦:くしゃみなどの音にも驚いてしまう

音や光などの感覚刺激に対して敏感な性質から、くしゃみなどの音にも過剰に反応してしまうそうです。

くしゃみ以外にも、ドアが強く閉まる音、時計の秒針、エアコンの風の音など、日常生活で気になる音が多いため、静かでおちつける環境を好む傾向にあります。

HSPの特徴あるある⑧:あれこれ考えて悩んでしまう

物事を深く考える傾向から、小さな出来事から将来の不安まで、あれじれ考えて悩んでしまうようです。問題解決において役立つこともありますが、常に過剰な心配をしてしまうことで、ストレスの原因になるといわれています。

HSPの特徴あるある⑨:小さいミスでもかなり落ち込む

なんでも完璧にこなそうという気持ちがあるため、小さなミスでもかなり落ち込んでしまうようです。些細な失敗から自分を責めてしまうことで、自己肯定感が低かったりネガティブ思考が強かったりする傾向にあります。

HSPの特徴がみられた際の付き合い方

 HSPの特徴がみられた際の付き合い方

HSPに当てはまるなと感じる際は、以下のポイントを意識しながら性質と向き合うことで、生きづらさの軽減が期待できます。

ポジティブに考えることを意識する

ネガティブな思考ではなく、常にポジティブに考えることを意識しましょう。相手からの発言や行動に対して、悪く捉えるのではなく良い方へと変換することで、精神的な疲れの軽減につながります。

徐々に考え方は意識付けられるため、少しずつポジティブ思考に慣れていくと良いかもしれません。

周囲の人へ症状を伝える

HSPの性質と付き合いやすくするためには、周囲の人へ症状を伝えて、理解をしてもらうことが大切です。人と違う部分や刺激になる音、感じ方などを共有することで、お互いにとって心地の良い関係の構築につながるでしょう。

職場で性質により悩んでいる場合も同様で、辛い理由と改善方法を明確に伝えると良いです。

健康管理を意識する

日常生活の些細なことで疲れやすい性質に対しては、バランスの取れた食事や十分な休息、適度な運動などの健康管理を意識することで、ストレスを発散できるよう工夫すると良いです。

また、ヨガなどでリラックスをしたり、趣味を見つけて自分だけの空間を楽しんだりと、心を解放できる時間を設けることも大切です。

苦手なものは避ける

刺激を感じやすい環境は、無理せず意識的に避けると良いです。

例えば、騒音の多い場所はなるべくいかない、混雑しない時間帯を避ける、感情的負荷のかかる人間関係は必要最低限にする、など環境自体を改善していくことで、ストレスや負担を減らした生活を送れるかもしれません。

病院でHSPと診断を受ける

症状が深刻な場合や日常生活に支障がある場合は、専門の医師や心理学者に相談し、HSPと診断を受けることがおすすめです。病院では、生きづらさを解消するためのサポートや、症状の軽減に向けた適切な治療が受けられます。

HSPに治し方・治療法はある?

HSPに治し方・治療法はある?

HSPは、治療を通して生きづらさの改善や、悩まされている症状の負担軽減を目指せます。

HSPの治し方・治療法①:薬物療法

薬物療法は、性質により抑うつ気分や睡眠障害、パニック障害がみられる際に提案されます。睡眠薬や抗不安薬、抗精神病薬を症状に合わせて処方をすることで、過剰なストレスや不安を軽減でき、日常で感じる生きづらさへの対策が期待できます。

HSPの治し方・治療法②:TMS治療

TMS治療は、頭部に直接電磁刺激を流すことで、脳の神経回路の調整ができる治療法です。HSPで生じる不安や抑うつ気分に効果があるとされ、痛みや副作用の心配もほとんどないことが特徴です。

脳に直接作用するため、即効性が期待できたり、継続的な治療により効果が持続したりするといわれています。

心療内科新宿新宿うるおいこころのクリニックでは、HSPの治療に対応しています

心療内科新宿新宿うるおいこころのクリニックでは、HSPで生じる不安や抑うつ、不眠などの治療に対応しています。

適切なアプローチにより、生活におけるストレスが改善されたり、生きづらさの解消につながったりするため、症状にお悩みの方は一度カウンセリングにお越しいただくことを推奨しています。

ご予約は、公式HPLINEから24時間承っており、空きがあれば当日予約も可能ですので、どうぞお気軽にご相談ください。

よくある質問

HSPでも仕事は続けられますか?

HSPでも仕事を続けることが可能です。性質による負担を減らすためには、性質を活かした仕事に就いたり、環境調整を行なったりすることがおすすめです。

HSPの長所を教えてください?

長所としては、豊かな感受性や深い洞察力があげられます。細部への注意力も高く、問題解決や創作活動において、優れた成果を出すことがあるといわれています。

2024.7.7

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2024.7.7

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20歳未満の方へ
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当院では、18歳未満の方は治療をお受けいただけません。
自由診療の場合、18歳以上、20歳未満の方は保護者の同伴、もしくは同意書が必要となります。
以下よりダウンロードの上、保護者の方に記入いただいたものを当日ご持参ください。

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