こんなお悩みありませんか?
強迫性障害(OCD)チェックリスト
このような症状が当てはまる場合は、強迫性障害(OCD)の可能性があるでしょう。とくに、日常へ影響が出るほどの症状にお困りの方は、専門クリニックへの受診を強くおすすめします。
強迫性障害(OCD)とは
強迫性障害(OCD)は、強迫観念と儀式行動が特徴的な精神障害です。強迫観念は不合理で強制的な思考やイメージであり、それに対して抑制できない行動(儀式行動)を行います。この繰り返しのサイクルが日常生活に支障をきたす場合、強迫性障害(OCD)と診断されます。
強迫性障害(OCD)の前兆と症状
強迫性障害(OCD)の前兆や症状にはさまざまなものがあります。完治を目指すには、早期発見・治療を実施することが大切です。ぜひ、下記を参考にしてみてください。
強迫性障害(OCD)の前兆
強迫性障害(OCD)の前兆となる症状を知っておくことは重要です。前兆を知っておけば、自分で「強迫性障害(OCD)かもしれない」と気づくことができますし、周囲の人に前兆がみられたら対応することができます。
不安や不快感
不合理な思考やイメージが頭に浮かび、不安や不快感を引き起こします。これらの思考やイメージから逃れるために、特定の行動を行いたくなる傾向があります。
心の中での反復
特定の思考やイメージが繰り返し頭に浮かび、これを止めることができないと感じます。
強迫性障害(OCD)の症状
強迫性障害(OCD)は、以下のような症状が現れることがあります。
強迫観念
不合理な思考やイメージが頭から離れず、強制的に現れます。繰り返し起こる思考やイメージによって不安や苦痛を感じます。
儀式行動
強迫観念を和らげるために、特定の行動を繰り返し行います。例えば、手を何度も洗ったり、物を整理したりするなどの行為があります。
強迫性障害(OCD)の原因
強迫性障害(OCD)の原因は複合的であり、生物学的要因や環境要因が関与していると考えられます。
生物学的要因
脳内の神経伝達物質のバランスや機能が関与していると考えられています。
環境要因
強迫性障害(OCD)は、適切な治療やサポートによって症状を管理できることがあります。早期の診断と適切な治療を受けることで、日常生活の質を向上させることができます。
強迫性障害(OCD)の治療法
強迫性障害(OCD)の治療は、気持ちを落ち着けたりやできる限り不安を和らげることを目的として行われます。具体的な治療法には、次のようなものがあります。
- 薬物療法
- カウンセリング
- 認知行動療法
- TMS治療
薬物療法
薬物療法を用いた強迫性障害(OCD)治療は一般的な方法の一つです。よく副作用が怖いために薬物療法をできる限り取り入れたくないと考える患者様がいらっしゃいますが、専門医のもと正しく使用すれば、内服薬も怖いものではありません。指定された用法を守って正しく治療を続けることが大切です。
カウンセリング
カウンセリングを用いた強迫性障害 (OCD)治療では、専門家である心理カウンセラーとの対話を行います。うるおいクリニックのカウンセリングについては、カウンセリングのご案内をご覧ください。
認知行動療法(CBT)
認知行動療法とは「物事の捉え方が心理的に大きく影響する」という考え方で、ストレスなどで生じた偏りのある考えや行動を崩し、自由に考えたり行動ができるように働きかける心理療法です。うつ病以外の精神病治療にも用いられることがあります。
TMS治療(磁気刺激治療)
TMSとはTranscranial Magnetic Stimulation(経頭蓋磁気刺激法)の略語で、磁気を用いて人間の感情を司る前頭葉に刺激を与えて脳を活性化させ、多様な症状の緩和を図る磁気治療のことです。
強迫性障害(OCD)に対してのTMS治療(磁気刺激治療)は、rTMS(反復経頭蓋磁気刺激)療法)機能を用いて治療を行います。うるおいクリニックで利用している『TAMAS』は、とくに効果が高いとされるシータバーストモードを搭載しているため、リスク・副作用が少なく、より効果が期待できる治療法だと言えます。
東京・新宿の診断書がすぐにもらえる精神科・心療内科『うるおいクリニック』では、TMS治療やオーソモレキュラー療法などを用いた、うつ病・注意欠陥多動症(ADHD)・自閉症スペクトラム(ASD)・適応障害・パニック障害・自律神経失調症・HSP・強迫性障害・むずむず脚症候群・睡眠障害・社会不安障害(SAD)の治療を行っております。 一人で心に抱え込まず、気軽に相談してみませんか?あなたのご来院を心よりお待ちしております。東京・新宿の
精神科・心療内科なら
うるおいクリニックuruoi clinic
強迫性所外(OCD)についてのよくある質問
強迫性障害(ocd)は、何が原因で発症しますか?
強迫性障害(ocd)が発症する原因は、脳内の神経伝達物質のバランスや機能の衰えなどの生物学的要因と、環境的要因の大きく分けて2つがあると言われています。生物学的要因は遺伝性と栄養バランスの崩れによるものがあると考えられ、発症が幼少期の場合やチック症の症状が見られる場合は、遺伝性である可能性が高い傾向にあります。一方で、強迫性障害(ocd)の両親を持つ子どもが、必ずしも発症するわけではありません。生物学的要因と環境要因が組み合わさることで、強迫性障害(ocd)を発症するリスクが高まると言えるでしょう。
強迫性障害(ocd)は治りますか?
強迫性障害(ocd)は治療を始めてすぐに治るとは言えません。患者様の症状・状態によって適切な治療法が違うため、専門医の診断を受けることが大切です。ゆっくりと自分のペースに合わせて適切な治療を行うことで、強迫性障害(ocd)の症状を治めることはできます。自分に適切な治療法について詳しく知りたい方は、ご予約のうえ来院時にご相談ください。
強迫性障害(ocd)治療は保険適応ですか?
強迫性障害(ocd)は保険適応の治療が可能な病気です。ただし、病気の原因によっては保険適応されない自由診療の治療法がもっともリスクの低い適切な治療となる場合もあります。たとえば、症状の原因が体の栄養素不足の場合、薬物療法ではなく、副作用のないオーソモレキュラー栄養療法で根本治療ができる可能性があります。このように、患者様の症状・状態によって、適切な対応は異なるため、自己判断せずに専門医へ相談するようにしましょう。自分に適切な治療法について詳しく知りたい方は、ご予約のうえ来院時にご相談ください。