不安になる・緊張する

不安になる・緊張するなどの症状は、不安障害かも

持続的な不安や恐怖感、心配、緊張などが主な症状として現れる場合、主な病気としてパニック障害、強迫性障害などの、不安や恐怖が中心となる心理的な症状や身体的な症状を持つ病気が考えられます。ただし、不安や緊張の症状と関連して現れるその他の症状によっては、注意欠陥多動症(ADHD)、自閉症スペクトラム(ASD)、双極性障害(躁うつ病)、自律神経失調症などの病気も考えられます。
不安や緊張が日常生活や人間関係に支障をきたし、心の健康や生活の質に重大な影響を与える場合は、医療専門家や精神保健専門家に相談し、適切な評価と治療を受けることが重要です。

不安障害の種類

不安障害には、次の4つがあります。

  • パニック障害
  • 社会不安障害(SAD)
  • 全般性不安障害
  • 強迫性障害

パニック障害

パニック障害とは、突然発作的な強い不安や恐怖が現れる精神障害です。パニック発作と呼ばれる症状が特徴であり、心身にさまざまな身体的な症状が現れます。これらの発作は予測不可能で突然起こり、個人の生活や日常活動に大きな支障をきたすことがあります。

社会不安障害(SAD)

社会不安障害(SAD)は、社会的な状況や人前でのパフォーマンスにおいて、過度な不安や恐怖を感じる心の障害です。他者の評価や批判を恐れ、日常生活や社交活動に支障をきたすことが特徴です。

全般性不安障害

全般性不安障害は、特別に大きな問題がないにも関わらず、さまざまなことに対して、絶えず心配が続いてしまう状態の病気です。仕事を問題なく続けている間も、

  • 「大きなミスをして、クビにされるのではないか……。」
  • 「お金がなくなってしまったらど、どうしたら良いのか……。」

など、不毛な不安に取り憑かれてしまいます。

全般性不安障害の症状は、天候や体調にも左右されやすく、本人の意思ではコントロールできないのが特徴です。

強迫性障害

強迫性障害(OCD)は、強迫観念と儀式行動が特徴的な精神障害です。強迫観念は不合理で強制的な思考やイメージであり、それに対して抑制できない行動(儀式行動)を行います。この繰り返しのサイクルが日常生活に支障をきたす場合、強迫性障害(OCD)と診断されます。

不安障害の主な原因

不安障害の主な原因は、いまだはっきりとはわかっていませんが、次のような遺伝や性格、脳神経伝達物質バランスの崩れが関与していると言われています。

  • 生まれつきの性質や性格
  • 脳神経伝達物質「セロトニン」不足

生まれつきの性質や性格

不安障害になりやすい人の特徴として、生まれつきの性質や性格が関与しているとのデータがあります。もともと神経質であったり、心の安定がしずらかったりすることで、不安障害を発症する原因となるのです。

セロトニン不足

不安障害になってしまうきっかけの一つに、脳神経伝達物質である「セロトニン」の不足があると言われています。セロトニンは「幸せホルモン」とも言われており、精神の安定を維持する働きがあります。

セロトニンは日光を浴びることで生成量を促進させることができます。

不安になる・緊張する症状を改善する方法

不安になったり、緊張したりする症状を改善させるためには、症状の根本的な原因を知る必要があります。根本原因の解明は、専門医による治療がもっとも安全だと言えます。

仮に、自分の思い込みで治療を行おうとした場合、症状が悪化してしまう場合があります。しっかりと信頼できる専門家のもと、症状や状態に合わせた適切な治療を行うことが重要です。

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