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自閉症スペクトラム(ASD)

自閉症スペクトラム(ASD)とは

自閉症スペクトラム障害(ASD)は、神経発達の障害の一つであり、個人の社会的な相互作用やコミュニケーション、行動のパターンに特徴的な制約が見られる状態です。ASDは、広範なスペクトラムであり、症状の重さや特徴は人によって異なります。一部の人は重度の障害を抱える一方、他の人は軽度の障害しか示さない場合もあります。ASDの原因や特異な特徴については、現在も研究が進められています。

自閉症スペクトラム(ASD)の前兆と症状

自閉症スペクトラム(ASD)の前兆や症状にはさまざまなものがあります。
完治を目指すには、早期発見・治療を実施することが大切です。ぜひ、下記を参考にしてみてください。

自閉症スペクトラム(ASD)の前兆

自閉症スペクトラム(ASD)の前兆となる症状を知っておくことは重要です。
前兆を知っておけば、自分で「自閉症スペクトラム(ASD)かもしれない」と気づくことができますし、
周囲の人に前兆がみられたら対応することができます。

ASDの兆候や前兆は、幼少期から見られることがあります。

社会的な相互作用の制約

社会的な相互作用に興味や能力の制約が見られることがあります。例えば、視線の逸らし方や他人とのコミュニケーションの困難さが挙げられます。

コミュニケーションの課題

言語や非言語のコミュニケーションにおいて困難を抱えることがあります。発話の遅れ、言葉の理解の困難、表現力の制約などが見られることがあります。

行動パターンの特異性

繰り返し行動や興味の制約があります。特定のパターンの繰り返しや物事への強い執着、ルーティンの変化に対する過敏性などがみられることがあります。

これらの前兆が一定期間続く場合、ASDの可能性があるため、早期の評価とサポートが重要です。

自閉症スペクトラム(ASD)の症状

自閉症スペクトラム(ASD)は、次のような症状を引き起こします。

社会的な相互作用の制約

目を見ない、表情を読み取れない、同じ興味を共有できないなど、社会的な相互作用における制約が見られます。

コミュニケーションの課題

発話の遅れ、音声のモノトーンな特徴、会話の上手さの欠如など、コミュニケーションに関する困難があります。

想像力と創造性の制約

架空の遊びや創造的な表現の欠如が見られることがあります。

行動パターンの特異性

繰り返し行動、物事への強い執着、感覚過敏、ルーティンの変更に対する固執など、特異な行動パターンがあります。

自閉症スペクトラム(ASD)の原因

ASDの原因についてはまだ完全に解明されていませんが、遺伝的な要素、環境、神経発達への影響が一般的な要因だと言われています。

遺伝的要因

遺伝的な要素がASDの発症に関与していると考えられています。家族内でのASDの出現や、特定の遺伝子の変異が関連していることが示唆されています。

環境要因

出生時の合併症、特定の薬物や化学物質の曝露、妊娠中の感染症など、環境要因もASDのリスクに関与する可能性があります。

神経発達への影響

胎児期や幼児期の脳の発達において、異常な影響が起こることがASDの一因とされています。具体的な神経発達のメカニズムはまだ解明されていません。

ASDは個人によって異なる特徴や症状を示すため、専門家の評価と適切なサポートが必要です。早期の介入と適切な治療は、ASDの症状の緩和や生活の質の向上につながることがあります。

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