目次
こんなお悩みありませんか
ADHDチェックリスト
- 詰めが甘くて失敗を繰り返す
- 長時間じっとしていられない
- 順序立てた作業が苦手だ
- 衝撃的に動き出したくなってしまう
- 約束やすべきことを忘れてしまう
- 物を忘れたり、無くしたりする
- 時間のかかる用事を後回しにしてしまう
- 集中力が続かない
このような症状が当てはまる場合は、ADHD (注意欠陥多動性障害)の可能性があるでしょう。とくに、日常へ影響が出るほどの症状にお困りの方は、専門クリニックへの受診を強くおすすめします。
ADHDについて相談してみる LINE登録・予約はこちらADHD(注意欠如多動性障害)とは
ADHD(注意欠如多動性障害)は、発達過程で脳の機能に問題が生じる神経発達障害です。主な特徴には、注意力の欠如、多動性、衝動性などがあります。これらの特徴により、学業や仕事、社会関係などの日常生活に支障をきたすことがあり、子供だけでなく大人にも影響を及ぼすことがあります。
ADHD(注意欠如多動性障害)の前兆と症状チェック
ADHD(注意欠如多動性障害)の前兆や症状にはさまざまなものがあります。早期発見・治療を実施することが大切です。ぜひ、下記を参考にしてみてください。
ADHD(注意欠如多動性障害)の前兆チェック
ADHDの前兆は、幼児期から現れることが多いです。一般的な前兆としては、注意散漫、落ち着きのなさ、遊びの長続きしなさ、衝動的な行動などが挙げられます。また、学齢期になると、学校での問題や集中力の低下などが見られることもあります。チェック項目としては次のようなものがあります。
- つめの甘さで失敗を繰り返す
- 順序立てて取り組むことが難しい
- 約束事を忘れてしまう
- 深い思考を避ける傾向がある
- じっとしていることが苦手で、落ち着きがない
- 突発的に動き出したくなる衝動に駆られる
ADHD(注意欠如多動性障害)の症状
ADHD(注意欠如多動性障害)は、次のような症状を引き起こします。
- 注意力の欠如
- 多動性
- 衝動性
- 散漫さ
- 飽きっぽさ
- 物忘れ
- 組織力の欠如
- 衝動的な行動
- 過剰な活動性
- イライラ感
- 感情のコントロールの困難
ADHD(注意欠如多動性障害)の原因
ADHDの原因はまだ完全には解明されていませんが、遺伝的、脳の発達と機能、環境要因が関与していると考えられています。遺伝的な要因は、家族内でのADHDの出現率の高さから示唆されています。また、脳の発達や機能に異常が見られることから、脳の構造や神経伝達物質のバランスの問題が関与している可能性もあります。さらに、出生時の合併症や環境要因(喫煙や薬物の使用など)も影響を及ぼす可能性があります。ADHDの正確な診断は専門家によって行われるべきです。ADHDの前兆や症状に気付いた場合は、早期の対応や適切なサポートが重要です。また、ADHDの原因は複数の要素が関与しているため、個別の状況に応じたアプローチが必要です。
ADHD (注意欠陥多動性障害)の治療法
ADHD (注意欠陥多動性障害)の根本的な治療法は確立されていません。現在行われる対症療法としての治療には、次のようなものがあります。
- 薬物療法
- 認知行動療法
薬物療法
ADHD (注意欠陥多動性障害)そのものに対して有効とされる薬はないとされている一方、各症状の緩和を目的として薬物療法が用いられることがあります。よく副作用が怖いために薬物療法をできる限り取り入れたくないと考える患者様がいらっしゃいますが、専門医のもと正しく使用すれば、内服薬も怖いものではありません。指定された用法を守って正しく治療を続けることが大切です。
認知行動療法(CBT)
認知行動療法とは「物事の捉え方が心理的に大きく影響する」という考え方で、ストレスなどで生じた偏りのある考えや行動を崩し、自由に考えたり行動ができるように働きかける心理療法です。ADHD以外の精神病治療にも用いられることがあります。
ADHDについて相談してみる LINE登録・予約はこちらADHDについてのよくある質問
- ADHDでよくある行動はありますか?
- ADHDの患者様でよくみられる行動として、「落ち着きがない」「衝動的に動き出してしまう」「集中しての長時間作業ができない」などが挙げられます。
- ADHDの人が苦手なことはありますか?
- ADHDの人が苦手なこととして、「情報の取捨選択」や「集中して物事に取り組むこと」などがあります。集中しようとしても意識が散漫しやすく、重要な情報を見落としてしまい、ミスにつながる傾向にあります。